飯田善國(いいだ よしくに)プロフィール
略歴
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1923年 | 栃木県足利郡に生まれる |
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1943年 | 慶應義塾大学高等部から応召〝学徒出陣″で中国大陸へ |
1948年 | 東京藝術大学に入学、油絵科で梅原龍三郎に師事 |
1956年 | ローマに留学、ファッツィーニのアトリエで初めて彫刻を学ぶ |
1957年 | ウィーンに渡り、版画研究や裸婦連作を描いた後、本格的に彫刻に転じ、ウィーン・ベルリンを拠点に活躍 |
1961年 | ウィーン市芸術奨励賞受賞 |
1963年 | 「ヨーロッパ彫刻家シンポジウム」(Symposion europäischer Bildhauer)ベルリン市主催に招待参加、ベルリンの国会議事堂前広場に石彫作品を創作 |
1966年 | ドイツ アカデミー機関より「アーティスト・イン・レジデンス」のフェローを受ける |
1967年 | カナダ、アメリカを経て帰国 |
1983年~1989年 | 法政大学工学部建築学科教授 |
2006年 | 心不全のため、旅行先の長野県松本市で逝去 享年82歳 |
展覧会
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1953年 | 丸善画廊(東京) |
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1969年 | 南画廊(東京) |
1974年 | 「クロマトフィロロギア展」ドゥニーズ・ルネ画廊(ニューヨーク) |
1978年 | 「飯田善國展〈物質と形態〉クロマトフィロロギアによる」南画廊(東京) |
1980年 | 「飯田善國-彫刻のための素描1962-」雅陶堂ギャラリー(東京)、ギャラリーなかみち(京都)、アネリー・ジュダ画廊(ロンドン) |
1981年 | 「飯田善國-クロマトフィロロギアによる-」雅陶堂ギャラリー(東京) |
1983年 | 「飯田善國 谷・間-CANYON」雅陶堂ギャラリー(東京) |
1986年 | シュトルヴェルピーター美術館(フランクフルト・アム・マイン) 「飯田善國 Roma-Wien-Berlin 1957-1967」雅陶堂ギャラリー(東京) |
1988年 | 「つながれた形の間に-飯田善國展」三重県立美術館、目黒区美術館、京都国立近代美術館 「飯田善國 壁からの…」雅陶堂ギャラリー(東京)、アネリー・ジュダ画廊(ロンドン) |
1992年 | 「MM.曲面シンドローム展」ノマルエディション・エキジビットスペース(大阪)、ギャラリーAPA(名古屋)、ギャラリーサンセリテ(豊橋)、代官山ヒルサイドフォーラム(東京) 「飯田善國 彫刻」横田ギャラリー(東京) 「飯田善國展-画家としてのプロフィール展」月の砂漠記念館(千葉) |
1993年 | 「飯田善國展-画家としてのプロフィール展」目黒区美術館(東京) |
1994年 | 「うしなわれない言葉」ギャラリーAPA(名古屋)、ギャラリーサンセリテ(豊橋) 「光の糸が見える-飯田善國展」慶応義塾大学(東京) |
1997年 | 「連続する出会い 飯田善國」神奈川県立近代美術館(鎌倉) |
1998年 | 「SHADOW OF THE SKY VOICE OF THE EARTH」ギャラリーAPA(名古屋) |
2000年 | 「アイルランド展」ギャラリーAPA(名古屋) |
2005年 | 「記憶の中の私。私の中の記憶展」IIDA-KAN(長野) |
2006年 | 「飯田善國-版画と彫刻」町田市立国際版画美術館(東京) |
2007年 | 「飯田善國-版画と彫刻」足利市立美術館(栃木) |
受賞
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1961年 | ウィーン市美術奨励賞 |
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1967年 | ベルリン市主催「モニュメント彫刻コンペティション」一等賞 |
1968年 | 「第8回現代日本美術展」神奈川県立近代美術館賞 「第1回神戸須磨離宮公園現代彫刻展」最高賞 |
著作
- 『見えない彫刻』(小沢書店 1977年)
- 『震える空間』(小沢書店 1981年)
- 『ラッセル広場の空』(小沢書店 1982年)
- 『世紀末と美と夢2 華麗なる頽廃』(共著)(集英社 1986年)
- 『彫刻家、創造への出発』(岩波書店 1991年)
- 『彫刻の思想』(小沢書店 1995年)
- 『妖精の距離 カントリーボーイ年代記』(小沢書店 1997年)
- 『ピカソ』(岩波書店 2000年[1983年の再刊])
その他
- 日本経済新聞『私の履歴書』掲載(1997年7月)